昨日までの雨・風もだいぶ収まり、秘境の小湯沼にチャレンジすることを決意。
戻ってきた時になるべく人に会いたくないなーってなんとなく思って、誰もいない朝の7時過ぎに出発。
参考にしたサイトはこちら(2012年の投稿だけど参考になりましたー!)
目指すは画面上の小さな沼。きっとここにあるはず。
コンパスで方角を確認。大湯沼からひたすら北に向かえば到着できるはず。
いきなり入り口に迷う。笑
だって、ここから行けます的な看板なんてない。一度はこの立ち入り禁止テープが張ってある向こう側がそうなのかと思ったけど、明らかに方角が違う。
結局入り口がどこなのかわからないのでちょっと隙間のあるこの茂みを歩くことを決意。包囲は北。うん、間違いなし。
はいー開始3歩目で左足沈没。笑
大湯沼の脇から茂みに入る道は上のブログにあるような橋はなかった。から、もう水に濡れること覚悟で入ったら案の定ずぶ濡れに。というか、早速沼にハマる。笑
茂みに入ってみるとそこにはなんとなーく人が歩いてた跡が。ここをひたすらに進んでいく。
途中でマジでこれ道か??って思う所があるんだけど、新設にピンク色のビニールテープが。笑
誰がやってくれたんだろ。これ。需要がここにありましたよ。助かりました!笑
このピンクのテープを伝って行く道はもはや道ではなくて。ひたすらに草や枝をかき分けて行く。ここが1番しんどいポイントかも。
10分〜15分くらい経った頃かな?急に開けた所が。大きめの車が1台入るくらいのスペースだけども。ここで息を整える。正直、1人だと結構しんどい。色んな意味で。
ちなみに、僕はここから出てきてこの広場らしきとこにたどり着きました。それくらい異常な場所です。笑
そのまま北に向かって歩を進める。ありがたいことに電波が入るから、マップで現在地を確認しながら進む。よし、方角は間違ってない。
こんな場所も通って行くんです。久しぶりにリアルに匍匐前進しました。(ほふく前進ってこういう漢字なんですね。笑)
匍匐前進エリアはわずか30mほどだけど、背中のバックパックがひっかかって結構大変。ちなみに、高校時代にやってたしゃがんで移動するかに歩き的なのも何回かやりました。それくらい過酷です。高校時代に厳しい部活やってて良かった。笑
匍匐前進エリアを過ぎて5分ほど歩くと・・・
着いた!!!!!!!!!!!
ここがあの秘境!小湯沼!
マップで確認。うん、間違いない!!!
中央ではグツグツと温泉が湧き出てるのがわかる!
やったー!!!!!!!
いやーここまでの道のり、ぶっちゃけマジでしんどかった。何回引き返そうと思ったか。
手足はずぶ濡れ、バックパックも草まみれでビショビショ。
でも、もういいんだ。そう、着いたのだから!!!
早速、入ってみようとまずはトレッキングシューズを脱いで足だけ浸かる。
沼のため、ちょっと足を踏み外すとそのままもってかれそうになるので慎重に。まずは手でお湯を触る。
「ぬ?ぬるくね・・・??」
いやいやいや、きっと真ん中に行けば、あの湧き出てる所の近くにいけば大丈夫だろう。そう自分に言い聞かせて、とりあえずズボンをMAXまで上げて進むことに。
まずは右足を
「!!!!!!!!!!!!!!!」
右足を入れた瞬間、一瞬で膝まで沼に埋まりパニクる。
「ヤバい、これはヤバいやーつだ。」
って完全にパニクる。笑
ブログでは「意外と石が転がってて歩いて痛かった」なんて書いてあったけど、その石にぶつからずに段々飲み込まれていくんですけど。。。汗
近くにあった木を沼に挿してみる。余裕で埋まってく。
こりゃ、無理だ。ここで断念せざる得ない。
1人じゃなくて誰かと一緒だったら挑戦できたかもしれないけれど、1人でもしそのまま沈んでしまったら・・・そんなことが頭によぎって、温泉につかること、ここから先に進むことを断念。
きっと昨日、一昨日の大雨の影響で増水してぬるくなったんだろう。川から水が流れてきてたから。そして、それとともに地盤もゆるんでたのだろう。残念だけどここで終了。
またあの道を帰るのか・・・憂鬱になってけど戻ることに。
沼への出入り口はここ。入ってすぐ一瞬迷ったけど大丈夫だった。帰る方角は南。コンパス君ありがとう。誰がこんな偉大なモノを発明してくれたんだろう。
来た道をひたすらに戻る。行きよりも安心して進める。安心しすぎてこけまくる。笑
そんなこんなで秘境、小湯沼探索は終了。
このブログを見てここに行こうとする人へのアドバイスを!
- ハイパー汚れていい格好で行きましょう。これでもか!って程に濡れて汚れます。
- 水をちゃんと持って行きましょう。往復最低でも1時間はかかりますし、結構しんどい獣道なので喉が渇くのも早いです。
- 軍手を持って行くとなお良し!草や枝をかき分けて進むのであるとケガもしないし、手が汚れないので便利です。
- コンパスを持参しましょう。行きは北上、帰りは南下です。これがあるのとないのとだと安心感が違います。
- 奇跡的に電波が入るので、マップで確認しながら行くのもあり。
- バックパックは小さいもので身体に密着させて!(僕は大きいのしかなくて結構手こずりました・・・)
以上、そんなところでしょうかね。
僕は残念ながら温泉に浸かることができなかったのですが、ここ小湯沼は一応ニセコのガイドマップに載っている場所でもあるので、本来なら浸かることができるのかもしれません(ガイドマップには、「大湯沼から散策道を通って25分。しかし、訪れる人が少ない」と書いてありました。あれを散策道と呼んで良いものなのか。笑)
良い旅を!!!
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