小樽からフェリーに乗って京都の舞鶴に向かってます。フェリーが思いのほか豪華で驚いているのですが、せっかく落ち着いた時間を過ごせるので、今年の北海道で学んだこと、感じたことを書き残しておきます。
今年の北海道は天候が悪かった
今年は3週間の滞在でしたが、半分以上が曇りで晴れたのはわずか数日というあいにくの天候でした。あとで詳しく書きますが、一緒に旅してた稲垣さん曰くここまで天気の悪い北海道もなかなかないとのこと。
天気ばっかりは自分でコントロールできないので仕方ないです。
天気が悪いなら悪いなりに。
今年の北海道は無料露天風呂巡りが一つのテーマでした。天気が悪いからというのもありましたが、比較的無料の露天風呂は天気が悪くても写真が撮れますので、函館・屈斜路湖・羅臼を中心に無料の温泉を撮ってきました。ほぼほぼ無料の温泉は写真にストックできました。
自分でコントロールできない天気という問題は、悩んでも仕方ないのでそれに対応した動きをすればいい。それを身をもって体感した北海道でした。
自分でコントロールできない問題は悩んだって時間の無駄。今できることを精一杯やるだけ。
稲垣さんに勉強させてもらいました
クルマ旅雑誌のカーネルで連載している作家の稲垣さん。ありがたいことに今年は北海道滞在の半分以上を稲垣さんと一緒に過ごすことができました。
稲垣さんは今年で8年連続14回目(笑)の北海道上陸とのこと。
青森の奥入瀬渓流で合流して、そのまま大間→函館時々離れつつも富良野、紋別、羅臼と一緒に旅をさせてもらいました。
毎晩の酒の席や一緒に入った温泉で、稲垣さんは僕らにたくさんのアドバイスと気づきを与えてくださいました。
プロとしての考え方、動き方、事前準備など。時々、なんでそうなんの!って思うこともありましたけど(笑)、あとになって思い返してみると意図があっての行動だし、長年の経験値がなせる技でもあったわけです。
この半月で本当にたくさんのことを勉強しました。ありがとうございます。
僕が稲垣さんを慕う理由。
稲垣さんはこの道20年のプロ。去年、釧路のキャンプ場であった時はなんだこの人!すげー!なんて思ってただけですが、今となっては僕の師匠となりました。
「野生とペットの違い」なんて稲垣さんは言いますが、自分の腕一本で生きて、それを貫いているその後ろ姿に僕はいつも惹かれます。
話せば話すだけ、稲垣さんも当然苦労されてそこまで来たということが伝わってきて。
それでも勝つ自信があって、家族を抱えながらも今を生きているわけです。
「勝つ、勝つ、勝つ」
稲垣さんは口癖のように僕らにこう言います。
生ぬるい生き方なんてせずに、自分が正しいと思った道を今でも全力でやり抜いていらっしゃいます。その姿が勇ましいのです。
稲垣さんに会うとホッとする自分がいます。
僕も稲垣さんみたいに割とはっきりと物事を言ってしまうタイプです。自分が正しいと思うことはそう発言するし、おかしいと思うこともおかしいと言います。
だからこそではありますが、当然それをよく思わない人もいます。
そういう生き方を貫いても、プロとして生きている稲垣さんを僕は本当に尊敬します。
もちろん言いすぎてしまうのはよくないことですけど、言わずともそう思っていていいというか。うちに秘めた闘志を曲げずに貫いてみろ!って応援してもらっているような感覚がなんとなくします。
あとは会う回数が多いので本当に僕らのことをよく理解してくださっていて、ものすごく的確にアドバイスをくれます。相方ヤマケンは的確すぎてぐうの音が出ない感じになってました。
だってもう稲垣さんと何杯ビール飲んだんですか、今年は。ってくらいに会ってますよ。
下手したら自分の親よりも会ってます。(笑)
そんなことを小樽から京都の舞鶴へと向かうフェリーで思いましたとさ!
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