やりたいことが見つからないのなら、フットワークを軽くしてなんでも挑戦してみればいい。

人生

 

僕の旅の相方ヤマケンはいつも悩んでます。

「自分のやりたいことがみつからない」と。

僕が会社を辞める時に先輩にこう言われました。

「佐久間のようにやりたいことがない」

 

僕はみんな自分の人生でやりたいことがあるもんだと思って生きてきました。でも、この1年間でその考えが大きく変わりました。

みんながみんな自分の人生でやりたい明確なことってないんだって。

もちろん、結婚して家族をもちたいとか。色んなとこに旅行に行きたいとか。そういった目標がある人はたくさんいます。

でも、そうではなくて。自分の人生で成し遂げたいものがある人はそんなに多くはないんだなって。

 

何かを体験することが、やりたいことが見つかる第一歩。

色んな人の本を読んだり、話を聞くとだいたい皆さん何かしらの原体験があって、やりたいことが見つかっているように思います。

小学生の時に読んだ本に感激して、小説家になろうと思った。

とか

中学生の時に出会った先生に憧れて学校の先生を目指すようになった。

とか。

生まれた瞬間から、俺はこれがやりたかったんだ!的なことを言い出す人はいないはずですよね。

そうなってくると何かしらの体験をすることが、やりたいことを見つける方法としてかなり有効であるように思うんです。

別にやりたいことを見つけるためじゃなくたって全然いいんです。でも、何かを始めないと何も始まらないと思います。

その何かが、とにかくフットワーク軽く自分が興味のあることにどんどん飛び込んでくことで見つかっていくんじゃないのかなって思います。

 

僕の場合は、今キャンプ場を巡って日本一周をしていて、アウトドアに非常に興味があります。でも、もともとは全然関心なかったんです。

じゃぁいつから、何をキッカケに興味を持ったのか。

それは東日本大震災のボランティアの時でした。不謹慎かもしれませんが、あの時に初めてボランティア村でテントで寝ました。その時にこう思ったのです。

あー外で寝るのって気持ちいいな」って。

でもアウトドア用品は高いので当時大学生だった僕はキャンプを始めることはできませんでした。社会人になってお金に余裕ができたことがキッカケでキャンプアイテムを一気に購入。どっぷりはまってしまいました。

 

こうやってみてみると、最初は全然関係のないボランティアの活動で得た経験から、今の生活の大部分が形成されていることがわかりますね。つまりはそういうことであって、やりたいことなんて探してたってそんなに簡単に見つかんないんですよね。でも、一歩踏み出して、フットワークを軽くしてみると色んな経験ができてその経験から何かが生まれるんだと思います。

アラスカを旅されていた星野道夫さんはこう言ってました。

「人生とは何かを計画している時に起こってしまう別の出来事」

 

なりたい自分なんてわかんないです。でも、動かなければ何もならないと思います。

やりたいことが見つからない方、どんなことでもいいと思います。とにかく自分の少しでも興味のあることをちょっとだけ腰を軽くして挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

この記事を書いた人

佐久間亮介(さくぽん)1990年3月生まれ。
好きなことを仕事にしようとして会社員を1年10ヶ月で飛び出した旅人。月間最高80万PVのキャンプブログ【https://camp-in-japan.com/】を共同運営。
フリーランス4年目。好きなことが仕事になりました。

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コメント

  1. […] 前にも書いた気がしますが、なりたい自分がわからないのであれば、たくさんの人に会ったり、いろんな場所に行ってみればいいと思います。 […]