ども、さくぽん(@sakumanx)です。
うっかりしているとこっちの更新がいとも簡単に滞ります・・・書きたいんだけど、バタバタしてると一番後回しになってしまう。
けど、長い目で見たときにはちゃんとやらないとなーっと思ってるので頑張ります。
さて、今回は最近読んだ本の中から、面白かったものを紹介します。読書熱再燃中です。
アリさんとキリギリス
その本の名は「アリさんとキリギリス」
その名の通り、イソップ童話のアリとキリギリスの話なのですが、解釈を現代風にした
生き方が大きく変わる世の中を見据えた一冊でした。
キリギリスは、起業家
イソップ童話の中では、一生懸命頑張るアリさんと、バイオリンを弾き遊びほうけるキリギリスという形で進んでいきますが
この本の中では、キリギリス的な生き方がこれからの時代に適しているというような内容です。
現代風に例えるならば、アリさんは1→10にする、大企業に勤めている正社員で、
キリギリスは0→1に奮闘する起業家かフリーランスです。
働き方、生き方の大きなパラダイムシフトが起こっている現代では、童話の中では怠け者な存在として扱われてきたキリギリス的な生き方が開花するのではないか、と説明されています。
キリギリスってどんな性格?
キリギリスがどんな性格かといえば、フットワークが軽くて、失敗することもおそれず、前例にとらわれない生き方をします。
一方でアリさんはというと、前例に重きを置いて一つ一つコツコツと時間をかけて丁寧に物事を進めていきます。
人工知能やロボットが人間に変わって働くようになっていくこれからの世の中では、好きなように気軽に、自由に動き回って価値を生み出していくキリギリスの性格が非常に大きな意味をもつのではないかというのです。
好きなことを仕事にする人がキリギリス寄り?
この本を読んでいると、僕は完全にキリギリス派だなーっと思いました。
なんでもかんでもフットワーク軽く色んなことに挑戦するようにしていて、それは時に他の人からみたら意味不明なように映ります。
最近、ヤマケンにも「何をしているのかわからない」と言われますが
この本の中でも「キリギリスは様々なことを同時進行で行ったり、あっち行ったりこっちきたりを繰り返すので、アリさんからは何をしているのかなかなか理解されません」
的なことが書かれていて、「たしかに!」と膝を打ちました。
会社員を辞めて、好きなことで飯を食っていくと覚悟を決めたわけですが、僕は本当にこっちの世界に来て良かったなーと思います。
好きなコトやってるとパフォーマンスが向上するのは当然の話
人工知能が発達してきて、代替可能な仕事から順次ロボットが行うような社会が到来してます。
そんな時には、やっぱり好きなコトを仕事にしている人が価値を持つんだなーと思ってます。
そりゃ当然のこととして、好きなことをやってるときって、それに夢中になっているのでただ仕事でそれをやっている人よりもパフォーマンスが高くなるんですよね。
ヤマケンや僕は、キャンプが好きで、キャンプをもっとたくさんの人にやってほしいと思っているので
実際にキャンプ場でお客さんと接するときや、ブログに書いている内容が
ただ仕事でそれをやっている人よりもパフォーマンスが高いのは当然なんですよ。だって普通に楽しいし。
っで、そういう人間の好奇心とか、遊び心ってなかなかロボットには代替できないんですよね。だからこそ、好きなコトを仕事にすべきなのかなーと思ってます。
最後に
っとはいえ、キリギリスの言動は前例がないことに挑戦するので、なかなか理解されないんだそうです。
本の中にあった面白い話が
「新規事業を作ろうとしているのに、過去データと前例をもとに説明してとか意味不明」っとキリギリスが言っているシーンがあって
冷静に考えると本当にそうだよなーと思いました。
僕らがブログを書き始めた時もそんな感じでした。
「君たちがそんな話(初心者向けコンテンツ)書いても意味ないよ?」って。
まぁ気持ちはわかりますが、前例のないことやらないと面白くないですよね。。。
人工知能とかロボットが人間の仕事を奪うって僕が独立した2014年くらいには全然一般的じゃなかったのに、今やそれらがだいぶ普及してきてますよね。
ここから数年後にさらに大きな変化がありそうなので、僕は僕の見据えている未来に向けて、好きなことを存分にやって、それを仕事にしていきたいと思います。
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