こんばんは。
2泊3日で静岡の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場に行ってきました。
やっぱり、キャンプ楽しい。
富士山がすごく綺麗でした。このブログにも写真をアップしますので、よかったらみてください。
(キャンプの魅力に関しては、こちらへ。)
さて、
「僕、会社辞めました。」や「サラリーマンを辞めて思うこと。」
で述べた僕の決断に対して
よく決断できたな。
どうやったら決めれるんだ?
というような声をたくさん頂きましたので、
今日は【なぜ、僕が決断できたのか】について綴っていきたいと思います。
以前の投稿に書いたような、「会社を辞めた理由」ではなく
もっと根源的な、「なぜ・どのように考えて」
今回のような決断をしたのかについてです。
今、思いついているのだけでも2つ理由がありますので
今日はその内の1つを記していきます。
「自分の人生を生きる」
そう心に決めて、何の保証もなく前の会社を退職した僕ですが
そもそも「なぜ、自分の人生を生きる」と思ったのか。
このことに遡ります。
僕が大学3年の秋に、就職活動をしていた時
ビックサイトで行われた合同企業会に、とりあえず足を運び
海外を股にかけて、大きな仕事をする大企業をたまたまみかけて
「海外とつながりのある仕事ってかっこいいなぁー」って思ったことからすべては始まりました。
そんなちょっとした好奇心が生まれてスタートした就活。
だけど、当時の僕は一度も海外渡航歴が無かったんです。
恥ずかしい話ですね。
海外行ったこと無いのに「海外とつながりのある仕事がしたい」なんて。笑
行ったこともないのに、海外と関わりのある仕事なんてできないなぁ・・・
「ん?じゃぁ、行ってみればいいんじゃね?よし、行ってみよう!」
こう決心して、ベトナム・カンボジアへ初の海外渡航をしたんです。
今でも当時のことを鮮明に覚えてます。
合同企業説明会に参加した翌週には、親を説得し、池袋のサンシャインにあるパスポートセンターに行ってパスポート取得申請。
取得したその帰りにHISに行って、航空券ってどうやって買えばいいんですか?って聞いて即決購入。
その数週間後には、飛行機に乗ってた。
1つ上の先輩と2人で行くことになったんだけど、またこの人が面白くて。
すごくお世話になってたので、大学の学食で
「これこれ、こうゆう経緯で海外行ってきます!」って報告をしたところ
「亮介、それ俺も一緒に行っていい?」って、いきなり。
ってな感じで二人旅が確定しました。笑
ベトナムでは、少数民族 モン族の村にホームステイしに行ったり
カンボジアでは、水上で生活する人たちの村を訪れたり、地雷を撤去している現場まで行ったりとすごく充実した旅でした。
だけど、その2カ国を旅して思ったことは
「日本の合同説明会でみた、あのかっこいい仕事って本当にこの人たちに生かされてるのかな?」
ということ。
そして
【日本って本当に恵まれている国なんだなぁ】っていうことでした。
電車、バスはほぼ正確に動くし
ご飯美味しいし
トイレなんて便座あったかいし(なんなら、勝手に便座開くしね。笑)
衛生面、公共施設、公共交通機関
すべてにおいて、本当に恵まれているなぁーって感じたんです。
だけど、その一方で
こんなに恵まれてるのに、なんかみんな元気ないなぁーとも思ったんです。
就職活動の結果に一喜一憂して、それが人生のすべてであるかのように悲観して。
ベトナム、カンボジアの子ども達は毎日、必死に生きていて
小学生くらいの女の子が「これ1ドル」って言って、僕の洋服を引っ張って物売りをしていた。
学校なんて行けるはずもなく、物を売るため・生活のために必死で、見よう見まねで覚えた英語を使って。
今日明日を生きるために。
帰国後、この日本の現実とのギャップにしばらく悩まされていました。
僕の人生って何なんだろ。
そんなことを考える日々が続きました。
そして、
色んな人にこの体験を話していったり
写真を整理している内に、だんだん自分の頭の中がまとまっていったんです。
「こんなに恵まれてるんだったら、この恵まれている状況を最大限に活かそう。」
「それこそ、この日本という国に生まれた、僕にできる人生だ。」
こう考えるようになったんです。
それからの人生は、自分のやりたいことをすべて貫いてきました。
就活、大学生活、東日本大震災のボランティア、東南アジア一人旅
すべて自分の人生に悔いの無いように、人生の決断を繰り返し
今日まで至りました。
こんな経緯から、
次の就職先もない、ハイパー不安定な状態にも関わらず
脱サラを決意したわけでございます。
おこがましいですが
皆さん、日本人って本当に恵まれているんです。
だって、もし仮に今、あなたが30歳だとしてもコンビニでアルバイトをすれば
月に20万は余裕で稼げるんです。こんな国、なかなかないですよ。
牛丼屋に行ってみて下さい。
中国や韓国の方がたくさん働いています。
彼らは自分の命、自分たちの家族の命をかけて日本に来てるんです。
彼らの環境と比べてみて下さい。
いかに、恵まれているかがわかると思います。
以上、僕が決断できた理由のその①でした。
これを書くかどうか、悩んでいたんですが
この体験、考えが誰かの心に届いて、その方がその人らしい人生を歩むことができたらいいなぁと思って書きました。
それでは。
明日は決断できた理由その② 「本との出会い」について書きます。
宜しくお願い致します。
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