人脈があっても人徳がないと仕事はうまくいかない。

「あの人の人脈はすごいからなー。」って言われている人の中で、 2種類の人がいるんじゃないのかなって思ってます。その辺で思うことを書いていきます。

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名刺コレクターならぬ、人脈コレクター

ちょっと変な言い回しですけど、名刺コレクターならぬ人脈コレクターというのが存在しているんではないかと思うのです。端的に示すと著名な方とFacebookで繋がって「あの人と知り合いだから」って威張ってる人です。

前にも書いたんですけど、この場合で本当に優れている人というのは「知り合いだから!」って言われている対象の方のことであって、威張っている人の方ではないですよね。去年までの僕は恥ずかしながらそうでしたし、今でもそう言いたくなる瞬間に出くわす時があります。

だけど、僕が師匠にいただいた言葉は「語られる人間にこそ、価値がある」でした。かっこいいですよね。そんな人を目指したいです。

 

人脈がすべてではない。

もちろん様々な仕事をやっていく上で人脈が必要であることは間違いないと思います。結局のところ仕事が発生しうるのは人と人のつながりがもたらすもの。そもそもの関係性があった方が仕事の依頼がしやすい・来やすいのも当然です。

ただ、最近感じているのが「人脈があっても、人徳がないとそれを完遂できない」ということです。

それは特に人を束ねる立場にある人たちこそ、人脈以上に人徳がないと複雑な仕事をやりきることができないんじゃないのかなーって思うのです。

たとえ、人脈づてで仕事をもらったとしても、仲間やその他の仕事の関係者との関係性、それは仕事のスキルも当然ですが、人としてのコミュニケーション能力なども含めて、複合的な力がなければその仕事をうまく回せないと思うんですよ。専門的なスキルはまた別の話ですけど、仕事がうまく回るように関係各所にコミュニケーションが取れる能力、これを「人徳」って言えるなーって思うんです。

逆を言えば、このコミュニケーション能力が不足してしまうと関係者の人とギスギスしてしまって円滑に仕事を進めていくことができなくなってしまうんではないのかなーって。

 

人の上に立つ人こそ、人徳が必要なんだなーって思うこの頃なのです。

自分でもよくわかんないですけど、僕は会社を起こすんだろうなーって最近考えてます。それは会社を起こしたい!っていう欲望ではなくて、自分が実現したいことが、会社を起こして自分の考えでまっすぐにやった方が成し遂げられると思うからです。いずれ自分も人を束ねる立場になるかもしれないので、「人を束ねるために必要なのは人脈ではなく、人徳である」という今思うことを記しておきました。

 

 

この記事を書いた人

佐久間亮介(さくぽん)1990年3月生まれ。
好きなことを仕事にしようとして会社員を1年10ヶ月で飛び出した旅人。月間最高80万PVのキャンプブログ【https://camp-in-japan.com/】を共同運営。
フリーランス4年目。好きなことが仕事になりました。

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